山と渓谷の会
紅葉の西沢渓谷散策
平成20年11月8日(土)
西沢渓谷散策に参加して
大久保 隆 
11月8日(土)天気曇り
 紅葉前線が列島を南下し丁度見頃の11月8日に山梨県の西沢渓谷に行きました。
 この計画は当初9月に予定されていましたが、迷走台風13号のため中止になっていましたが、再度計画をしていただき今回実現ができました。
 目覚し時計で起こされ直ぐnetの天気予報を見ると山梨方面は曇りだった、まだ暗いなか駅に向かう、集合は中央線塩山駅9時55分。高尾駅を過ぎると車窓から見る山々は紅葉が始まっている、これだと西沢渓谷も綺麗な紅葉だろうと思う、雲は低いが雨は降っていない、集合場所の塩山駅前に女性1人、男性24人の25人が勢ぞろい(2名欠席)バスを待っている時小雨が降ってきたが遠くの山々は明るく見える。10時10分発の増発された貸切バスに乗る、途中バスから見た外気表示は9℃だ、山村の部落、乾徳山登山口等を通過し約1時間ゆられて西沢渓谷入り口に着いた。
 25人の大パーティなので4班構成で先頭は中山さん、最後尾が菊地さん、歩き始めて直ぐ雨はやみ、辺りの木々は赤・黄・橙の紅葉と常緑樹の緑で綺麗に秋を感じさせている、特に赤色は鮮やかでした。
西沢渓谷は笛吹川の上流で滝が多いようで、先ず「大久保の滝」「三重の滝」「竜神の滝」「恋糸の滝」「貞泉の滝」「七ツ釜五段の滝」「不動の滝」と続き特に五段の滝は迫力も水量もあり見ごたえのある滝だ、足場の悪そうな箇所にはステンレスの太い鎖があり安心できる、かなりきつい階段が続き息が切れそうになるとそこは休憩所だ、歩き出して約2時間後の13時30分にこのコースの最高地点標高1,600m位の休憩場所に着き、昼食にする。
 随分登ってきたので、ここの紅葉は終わりかけているが周辺の山は全山紅葉になっている。
天気は雲が低く風は無いが気温は冷えてきたようだ、バスから見た気温が9℃だったからここは6℃前後か?
 帰りのバスの時間が15時50分なので昼食後早々に帰路に付く、帰路は昔森林伐採の木材を運んだトロッコの軌道跡を緩やかに下る、一部軌道の残骸が残っていた。落ち葉の中を足早に歩くとサッササッサと聞こえる、登りに見た五段の滝を見下ろすと小さく見える、だいぶ下って来ると紅葉の中にまた赤いもみじが目に入ってくる、崖下に鹿の親子を見つけたこちらを警戒して見ているようだが逃げる様子はない。1時間30分で西沢渓谷入り口のバス停に全員無事に下山し記念撮影。帰りも貸切バスで塩山駅に1時間ゆられ、日の暮れそうな17時前に到着、ここで解散になりました。     お疲れ様でした。
西沢渓谷集合
渓谷を歩く
七つ釜五段の滝